ナレク・アフナジャリャン 無伴奏チェロ・リサイタル
ナレク・アフナジャリャン
無伴奏チェロ・リサイタル
2012年4月21日(土) 午後2時開演
武蔵野市民文化会館 小ホール
〈プログラム〉
〇 J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲 第1番ト長調 BWV1007
http://www.youtube.com/watch?v=S6yuR8efotI
〇 G.リゲティ 無伴奏チェロ・ソナタ
http://www.youtube.com/watch?v=S0fe8AvxKdg&feature=related
ー休憩ー
〇 J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV1011
http://www.youtube.com/watch?v=6dRZLMKoZ8Q
〇 A.フドヤン 無伴奏チェロ・ソナタ第1番 二長調
ナレク・アフナジャリャンは、1988年、アルメニアのイェレバン生まれ。
第14回チャイコフスキー国際コンクール(第1位)、ハチャトゥリアン国際コンクール(2007年、1位)などの主要なコンクールの受賞者として国際的な名声を獲得しました。
2008年、ニューヨークのカーネギーホールとワシントンDCのケネディー・センターで行われたヤング・コンサート・アーティスト・シリーズでデビューしました。
2011-12年のシーズンには、ソリストとして東京フィルハーモニー交響楽団、ワレリー・ゲオルギエフ指揮ロンドン交響楽団及び、マリンスキー歌劇管弦楽団、ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団と共演しています。(プログラムより)
今日の演奏は、アフナジャリャンの若さがなにより目に付きました。
演奏に入る前のほんの少しの瞑想なども、好感がもてました。
最初のバッハの無伴奏の第1番は、軽やかなテンポで始まり、音色も華やかな印象を受けました。
それに対して休憩後の第5番は、深い音色でしみじみと聴かせてくれました。
もちろん、長調、短調の違いからでしょうが。
やはり、現代曲のリゲティ、フドヤンに比べて、バッハは安心して聴くことができますね。(笑い)
リゲティは、曲目概要によれば、ハンガリーの作曲家で、スタンリー・キューブリック監督作「2001年宇宙の旅」などに音楽が利用されているようです。
また、この曲はバルトークの影響が濃い時代の産物ということです。
最後のフドヤンは、アフナジャリャンの故国のアルメニアの作曲家です。
当初、プログラムはコダーイが予定されていましたが、演奏者の強い要望で急きょ変更になりました。
演奏の最初に、アフナジャリャンからも英語で説明がありましたが、この曲は1915年のオスマン=トルコによるアルメニア人虐殺(ジェノサイド)の犠牲者に捧げられています。
演奏は、独特の和音進行と様々な演奏テクニックが要求されるとありましたが、確かに、難曲といった印象でした。
アンコールは、
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番より“サラバンド”
http://www.youtube.com/watch?v=og9So7b0OBQ
ツィンツァーゼ:“チョングリ”でした。


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